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鉄剤注射

全国高校駅伝23日/中 心むしばむ摂食障害

 「あのまま続けていたら死んでいたかもしれない」。全国高校駅伝の常連校から強豪実業団で活躍した20代の元女子選手は摂食障害に苦しんだ5年間の選手生活を振り返った。

 症状のピークは実業団2年目の時。1日に3回体重を計測し、100グラムでも増えれば指摘された。不眠症になり、理由もなく涙が流れた。不安から逃れるため、大量に食べては吐き出す「過食嘔吐(おうと)」がエスカレートした。元選手は「コンビニを数軒巡り、リュック、両手の袋がいっぱいになるほどの食材を買い込んだ」。それらを短時間で完食し、消化される前に一気に吐く。全日本実業団対抗女子駅伝では区間賞に迫る好記録を出したが、そのレースを最後に20歳という若さで引退した。

 症状が出始めたのは高校生の時。1年生で全国高校駅伝を走り、監督から「来年からは(エースの)1区だ」と期待された。しかし、重圧から食欲を失い、その後は反動から過食に。高校時代の監督は「気づけなかった。自分が追い込んでいた」と悔やむが、今も解決策は見いだせていない。

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