第4部 天皇陛下を語る/2 被災地訪問、心一つに 兵庫県立大理事長・五百旗頭真さん(75)
- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

五百旗頭(いおきべ)真さん
--五百旗頭さんは、天皇陛下に何度も会い、専門である政治外交史のほか、災害についても進講をしてきました。東日本大震災後の2011年7月には「復興構想会議」の議長としてまとめた提言を説明されました。
◆宮内庁から話があり、議長代理の御厨(みくりや)貴さん(東京大学客員教授)と検討部会長の飯尾潤さん(政策研究大学院大学教授)の3人で高台移転や産業復興などのプランを説明しました。陛下は皇后さまと既に3月後半から被災者を見舞っておられ、実情をよくご存じでした。
--陛下はどういった考えで、災害の被災地を訪ねているのでしょうか。
この記事は有料記事です。
残り916文字(全文1192文字)