高1自殺、いじめの可能性 三重県教委が結果公表へ

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 三重県教育委員会は19日、県立高校1年の男子生徒(16)が8月に自殺し、いじめが原因だった可能性があると発表した。いじめ防止対策推進法の「重大事態」に当たるとして、21日に第三者で構成する県いじめ対策審議会を開いて調査を進め、結果を公表する。

 2014年3月の同審議会設置以降、いじめの疑いで死亡した生徒に関する話し合いが行われるのは初めて。

 県教委によると、男子生徒が自殺したのは夏休み中の8月19日。遺書は無かったが、生徒のスマートフォンに残されていた無料通信アプリ「LINE(ライン)」のやりとりを見た遺族が、「いじめではないか」と通っていた高校に連絡した。

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