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暴論多い「麻生節」許すのは… 無感覚社会の「病理」なのか

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「麻生氏の祖父、吉田茂(左)も乱暴な物言いが多かったが、麻生氏と違い公では下品なことを言わなかった」と政治評論家の森田実さんは回顧する
「麻生氏の祖父、吉田茂(左)も乱暴な物言いが多かったが、麻生氏と違い公では下品なことを言わなかった」と政治評論家の森田実さんは回顧する

 今年の漢字は「災」である。口は災いの元。国会議員の暴言・暴論が絶えない1年だったが、その中でも副総理兼財務相、政権ナンバー2の麻生太郎氏の「麻生節」にため息をついた人も多かろう。いや、「節」などと芸のように持ち上げている場合なのか。【吉井理記】

 古い新聞記事に麻生氏の原点らしきものを見つけた。初当選から2年後。1981年5月20日の毎日新聞夕刊で、40歳の麻生氏、政治家の演説を考える連載記事に登場し、こんなことを述べていた。

 「いまはね、面白いかつまらないか。それが証拠にマンガが売れる。(中略)となると必然的に演説の内容もある程度笑いが入ってくると人は聞く。一つはホンネをいうこと。いまはタテマエばかりだから」

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