林野庁「美しの森」に問題事例 倒壊寸前の山小屋、倒木で通れぬ道
毎日新聞
2018/12/20 08:58(最終更新 12/20 11:20)
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「バリアフリー遊歩道」なのに倒木で通れない。倒壊寸前の山小屋――。林野庁が観光誘客を図り2017年に選定した国有林「美しの森」(全国93カ所)。群馬県内の2カ所を含め、その一部で、こんな“美しくない”実態が、関東管区行政評価局が19日公表した報告書で明るみに出た。維持管理や安全性に問題があるとして、関東森林管理局に対し6カ月以内に改善状況を報告するよう求めている。
「美しの森」は、優れた自然景観に恵まれ、登山やハイキング、キャンプなどの観光誘客に生かせるとして、林野庁が選定した国有林。外国人観光客の取り込みも視野に、17年度から3年間で多言語標識の設置や環境整備を進めている。
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