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経済観測

郷里を思う人=気仙沼ニッティング社長・御手洗瑞子

 気仙沼ニッティングが東京の北参道に店をかまえて、ひと月ほどがたった。先日店の前にタクシーが止まり、運転手さんが店に駆け込んできた。なにごとかと思ったら、「俺、気仙沼の出身なんだ。気仙沼ニッティングの店が東京にできたと聞いていたんだけど、今たまたま前を通りかかったから寄ったんだ。気仙沼の友人に見せてやりたいから、店内の写真撮っていい?」とのこと。その気持ちが、うれしかった。

 各地で出張店舗を開いていると、必ずと言っていいほど「実は私、気仙沼の出身なんです」というお客さまがいらっしゃる。店に並ぶセーターや編み手さんの似顔絵が描かれたタグをうれしそうに眺め、気仙沼の風景が印刷されたポストカードに目を細める。自分が住んでいた地区がいまどうなっているか尋ね、子どものころの思い出話を懐かしそうに語る。東日本大震災のときは胸がつぶれそうになったこと、でもいま住む街に暮らしが根づ…

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