連載

象徴として

国民と苦楽を共にする陛下の「平成流」を支え続けた歩みをたどる。

連載一覧

象徴として

第4部 天皇陛下を語る/3 稀有な沖縄の理解者 沖縄在住の芥川賞作家・大城立裕さん(93)

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
大城立裕さん
大城立裕さん

 --大城さんは、天皇陛下が皇太子時代に初めて沖縄県を訪問された1975年から交流が続いています。

 ◆滞在先ホテルの一室に招かれ、沖縄国際海洋博覧会に出席する陛下と懇談しました。県の史料編集所長だった私は、海洋文化などを紹介する「沖縄館」に携わっていました。

 --陛下の印象は。

 ◆たいへんな沖縄通だと感じました。「15世紀といえば尚真王(しょうしんおう)の時代ですね」と琉球国王の名がすらすらと出てくる。海洋博の開会式のあいさつは、古来の信仰「ニライカナイ(海のかなたの桃源郷)」に触れられました。

 --沖縄戦などを背景に、訪問を歓迎しない県民もいました。

この記事は有料記事です。

残り889文字(全文1168文字)

あわせて読みたい

注目の特集