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浜松の音風景「終演」 ヤマハ本社「ミュージックサイレン」老朽化で28日まで

 戦後間もなくから浜松市の中心街に流れ、住民らに親しまれてきたヤマハ本社(中区)のミュージックサイレンが28日で、「終演」することになった。老朽化し、修理する部品もないためで、周辺に住む人たちからは惜しむ声が上がっている。

 ミュージックサイレンの内部には24個の金属製ドラムがあり、ドラム内部の羽根が回転して、圧縮された空気が穴から放出されると音が出る仕組み。穴の大きさや羽根の回転数で、音の高さが異なる。今は主に平日の午前8時に埴生(はにゅう)の宿(ビショップ)、正午に菩提樹(ぼだいじゅ)(シューベルト)、午後5時は曜日により家路(ドボルザーク)などの曲を奏でる。

 同社の前身・日本楽器製造は戦後、本社工場で始業などの合図として通常のサイレンを使っていた。しかし、当時の川上嘉市会長が「空襲警報のようで不快だ」と、ミュージックサイレンの開発を指示。1950年8月、敷地内の6階建て建物の屋上に設置した。89年2月からは、より多くの音が出せる2代目を運用している。

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