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政治 辺野古に土砂投入 もっと沖縄に関心持とう

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与良正男よらまさお 毎日新聞まいにちしんぶん 専門編集委員せんもんへんしゅういいん

 沖縄県宜野湾市おきなわけんぎのわんしにあるアメリカぐん普天間飛行場ふてんまひこうじょうを、おな沖縄県おきなわけん名護市辺野古なごしへのこ地区ちくうつ計画けいかくおおきくうごはじめました。辺野古へのこ沿岸部えんがんぶ土砂どしゃ投入とうにゅうして、基地きちつくるための工事こうじはじまったのは、ごぞんじのひとおおいでしょう。

     沖縄県おきなわけんおおくのひと反対はんたいするなかでの工事こうじスタートです。移設いせつすすめる安倍晋三あべしんぞう総理大臣そうりだいじん首相しゅしょう)ら政府せいふは、やはり強引ごういんぎるとおもいます。

     普天間飛行場ふてんまひこうじょう移設いせつ日本にっぽんとアメリカのあいだ合意ごういされたのは1996ねんです。基地きち市街地しがいちにあり、元々もともとなに事故じこきたら大変たいへん事態じたいになると心配しんぱいされてきました。だから沖縄おきなわひとたちにとって移設いせつ歓迎かんげいすることでした。

     ところがうつ場所ばしょはまた沖縄おきなわ。ただでさえ日本にっぽんにあるアメリカ軍基地ぐんきちおおくは沖縄おきなわ集中しゅうちゅうしています。「なぜ、沖縄おきなわばかり」と地元じもとひとたちがかんがえるのは当然とうぜんでしょう。

     しかも今年ことしがつまつ沖縄県知事選おきなわけんちじせんでは県内けんない移設いせつ反対はんたいうったえた玉城たまきデニー当選とうせん。その安倍首相あべしゅしょう玉城たまきに「県民けんみん気持きもちにいながら基地きち負担軽減ふたんけいげんけてひとひと着実ちゃくじつ結果けっかしていきたい」とかたり、政府せいふ沖縄県おきなわけん対話たいわをしていくことを約束やくそくしました。

     それから、わずか2かげつあまり。対話たいわもほとんどしていないのに、工事こうじはじまったのです。これは「姿勢しせい」とはえないですね。

     わたし日本にっぽんからアメリカぐん基地きちをすべてなくせ、とうつもりはありません。でも沖縄おきなわ負担ふたんらすことは必要ひつようだとおもっています。

     沖縄おきなわ以外いがいひとたちのおおくは、自分じぶんたちとは関係かんけいないとかんがえていないでしょうか。でも自分じぶんいえちかくに基地きちができたら大半たいはんひといやだとおもうでしょう。それをこれまで沖縄おきなわばかりにしつけてきたのです。まずそんな沖縄おきなわのことをりましょう。国民こくみん関心かんしんのままでは工事こうじはどんどんすすんでいくとおもいます。


     政治部せいじぶデスクなどをて2004ねんから論説委員ろんせついいん早稲田大学大学院客員教授わせだだいがくだいがくいんきゃくいんきょうじゅつとめた。TBSテレビ・ラジオや大阪おおさかMBSテレビの報道番組ほうどうばんぐみなどでコメンテーター。1957年生ねんうまれ。

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