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ポットの中は今…

アメリカの介護士の現状(2)同じ労働者、移民は穴埋めのためにいるのではない

いつかはフィリピンに戻って母親と一緒に暮らしたいと話すマリア=石山絵歩撮影

 私は現在、フルブライト奨学金のジャーナリストプログラムで南カリフォルニア大学に在籍し、移民の家事労働者の研究をしています。家事・育児を家族以外の人が担うことが、これまで家事労働の主な担い手となってきた女性の生き方にどのように影響しているかを研究しています。アメリカでは多くの移民が家事労働に関する仕事をしているので、移民の方のそれぞれのストーリーを聞く日々です。

 研究の意義・目的は多岐にわたります。キーワードを挙げるとすれば、#移民#家事#育児#介護#高齢化社会#ケアサービス#女性#未来の働き方――といったところでしょうか。

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残り2827文字(全文3092文字)

石山絵歩

外信部記者。1984年生まれ、2008年に毎日新聞社入社。岐阜・愛知県警、東京地検担当を経て、東京地・高裁で刑事裁判を担当。事件取材の傍らで、経済連携協定(EPA)によって来日したフィリピン・インドネシアからの看護師、介護士候補生などを取材。18年9月~19年5月、フルブライト奨学金ジャーナリストプログラムでUSCに在籍し、家事労働者について研究。

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