シリア難民

レバノンに逃れ 帰れば殺害、家奪われ 内戦、終結見えず

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 2011年に始まったシリア内戦は、ロシアとイランの支援を受けるアサド政権軍が優位に立つ。トルコの支援を受け、イドリブ県を拠点とする反体制派武装勢力との間で停戦交渉が続けられる一方で、政権側による反体制派への砲撃も散発的に続く。米軍の撤収が発表されたものの、停戦の行方は不透明だ。国外への大量の難民を出した「今世紀最悪の人道危機」(国連)は、まだ終わっていない。【サードナエル(レバノン東部)で篠田航一】

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の集計では、11月22日時点でシリアから国外に逃れた難民は約564万人。このうち最多の約360万人が北隣のトルコへ行き、2番目に多い約95万人が西隣のレバノンに逃れている。

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