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佐藤優・評 『わたしの信仰 キリスト者として行動する』=アンゲラ・メルケル著、フォルカー・レージング編

 ◆アンゲラ・メルケル著、フォルカー・レージング編、松永美穂・訳

 (新教出版社・2484円)

ルター派的信仰による世界観

 ドイツのアンゲラ・メルケル首相が、東ドイツ出身であることはよく知られている。彼女の父親がプロテスタント教会(ドイツ民主共和国[東ドイツの正式国名]福音主義教会同盟)に所属する牧師であったことも、ドイツの政治や宗教に関心がある人ならば知っている。ただし、彼女がどのレベルの神学的理解を持っているかについては、ほとんど知られていない。本書を読むと、メルケルが牧師になることが十分できる水準の神学的知識を持っていて、また強い信仰の持ち主であることが伝わってくる。

 1995年6月14日に、ハンブルクで行われた第26回ドイツ福音主義教会(EKD、ドイツ最大のプロテスタント教会)大会に環境大臣として出席した際にメルケルはこんなことを述べている。

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