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支局長だより

入り口事件=川崎支局長・市村一夫 /神奈川

 記者を束ねる「デスク」の仕事をしていた頃の話だ。一人暮らしの女性が自宅で首を絞められて殺されたと、記者の一人が独自につかんできた。夜遅くだったが、社会面と県版になんとか記事を書き分けた。

 記事が出る前に警察の公式発表があった。詳しい状況は明かされず、幹部は「事件の可能性もある」との言い方だった。容疑者がすぐに浮かんだ場合に備え、殺人とは別容疑で逮捕できる余地を残しておきたかったのだと思う。というのも、一つの容疑で取り調べができるのは20日余りに限られるからだ。殺人の立証に時間がかかりそうなときは、死体遺棄など犯行の一部を捉えた容疑で逮捕すること…

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