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地方で障害福祉サービスを活性化させようと23日、小野市中島町の市うるおい交流館エクラで障害者や支援者、家族らによるトークセッションが開かれた。約110人が参加し、地方での障害福祉の課題を考えた。
イベントは小野市在住で難病「筋ジストロフィー」当事者の藤本あさみさん(45)が代表を務める実行委が主催。当事者と家族や支援者が登壇。地方での障害福祉の課題などをテーマにそれぞれの経験や意見を述べた。
西宮市のヘルパー、栗山和久さん(57)は、学校や地域生活で障害者と健常者が分けられていることに触れ、「もっと一緒に生きていこうという意識が必要」と指摘。介助を受けながら車椅子で一人暮らしをしている宮野秀樹さん(47)=加東市=は「障害者自身の意思決定が難しいのが現状。一人暮らしをしようとしても『親元で暮らした方が良いのでは』と言われ、(障害者自身も)それに慣れてしまう。当事者の主体性を認めるとこ…
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