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教育の窓

子どもの気持ち 手話で学ぶ「明晴学園」/6止 ありのままでいい

作文に書きたいことを手話でまとめ、ビデオカメラに記録する小学5年生たち=東京都品川区で2018年11月5日、金秀蓮撮影

 <kyoiku no mado>

 11月の初め、4日ぶりに明晴学園(東京都品川区)を訪れた。教室の後ろからそっと授業をのぞくと、私(記者)に気付いた小学5年生たちが大きく目を見開き、「金(きむ)さん!」と歓迎してくれた。「金」と言っても、お金の意味の手話や、50音を表す指文字で呼んでいるわけではない。左手の人さし指と中指の2本で、額を左斜めへ2度なぞる。子どもたちが私にくれた「サインネーム」だ。

 ろうの世界では名前を表す際、指文字などを組み合わせると複雑になるため、一つの動作で済むサインネームをつける。例えば陸上100メートル男子世界記録保持者のウサイン・ボルトは、ゴール後に腕を斜めに伸ばすあのポーズだ。一般的に見た目の特徴や幼い頃のエピソードに由来し、私は前髪を左に流しているから、この手話になった。お互いをサインネームで呼び合うようになると、距離がぐっと近づく。

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