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東大阪市花園ラグビー場で開催される第98回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)で、県代表の玉島(2大会ぶり2回目)は開幕日の27日、初戦に臨む。松本剛徳監督(47)は「一試合一試合、ディフェンス中心の玉島らしく戦いたい」と意気込む。目標はベスト16だ。【戸田紗友莉】
部員はマネジャーを含めて32人と決して多くない。毎年勧誘の時期は苦労する。練習も、野球部やサッカー部と校庭を分け合う。雨天の日はトレーニングルームで筋トレにいそしむが、今年は走り込みが増えた。新しく加わった三宅裕介コーチの指導によるものだ。スタミナがつき、県予選決勝での逆転勝ちにつながった。
守備からリズムを作るのが玉島らしさ。その要となるのが、ロックやフランカーを務める清水航平選手(3年)だ。入学時は細身だったが、練習後と就寝前にプロテインを飲み、夕食には500グラムの米を食べるなどし、3年間で体重を約15キロ増やした。180センチを超える長身を生かしたラインアウトでのジャンプも魅力だ。
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