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常連客「かあちゃん、楽しかった」 福岡の老舗屋台「あや」閉店へ

年内で閉店する屋台「あや」の店主の井元信子さん(左)と南里健一さん(右)=福岡市中央区天神で2018年12月18日午後7時15分、野田武撮影

 福岡市で半世紀以上続く人気屋台「あや」(同市中央区天神4)が、29日の営業を最後に閉店する。常連客から「かあちゃん」と慕われる店主の井元信子さん(83)は「さみしかよ。けど、いろいろな人におうたけん、楽しかった」と振り返る。

 屋号の「あや」は終戦後に屋台を始めた信子さんの叔母の名前。叔母の結婚を機に1960年代初め、信子さんと夫孝さん(82)が引き継いだ。当時、店は博多区下川端町にあった。昆布とアジの煮干しでダシをとるうどんや天ぷらなどの名物は今も変わらない。

 当時はまだおおらかな時代だった。客はツケで飲食し、客の勤務先がツケを払って給料から天引きする。近くで商店を営む共働きの家庭からは「ご飯を食べさせて」と小さい子どもを預かったこともある。常連客は2人を「とうちゃん」「かあちゃん」と呼んだ。

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