「暗闇」照らした交流 南相馬の仮設で最後のクリスマス

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高見町第1仮設住宅で開かれた最後のクリスマス会で、笑顔を見せる宮口公一さん(右)=福島県南相馬市で、喜屋武真之介撮影
高見町第1仮設住宅で開かれた最後のクリスマス会で、笑顔を見せる宮口公一さん(右)=福島県南相馬市で、喜屋武真之介撮影

 東日本大震災から8度目の師走を迎え、福島県南相馬市原町区の高見町第1仮設住宅で、クリスマス会があった。石川県加賀市のボランティアが毎年開いてきたが、来年3月で仮設が閉鎖されるため、今回が最後。住民や元住民が再会を喜び合う姿を、この日のために仮設にとどまっていた自治会長の宮口公一さん(61)は、ほほ笑みながら見守った。

 ツリーの明かりがともった集会所に、十数人がいた。加賀市のボランティア「東日本をまもり隊」とビーズ細工を楽しみ、焼きたてのパンケーキにクリームやフルーツを盛りつけると、歓声が上がった。「うんまいなあ」。コーヒーをいれる宮口さんも顔をほころばせた。

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