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松岡洋右以来の「お家芸」? 主張通らずIWC脱退は国益か

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国際連盟とIWCの脱退を比べると……
国際連盟とIWCの脱退を比べると……

 日本政府は26日、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を正式に表明する。国際機関からの離脱は戦前の国際連盟以来では――と世の関心は高い。満州事変は侵略だとして撤兵を迫られ、松岡洋右(ようすけ)首席全権が連盟総会を退席した一件とも重なるようだが、実際はどうなのか。【和田浩幸、宇多川はるか】

 政府のIWC脱退方針についてメディアは「極めて異例」「戦後ほとんど例がない」などと報道。ネット上で<『脱退』と来れば松岡洋右>や<主張が受け入れられないとケツをまくるのはお家芸>との声も上がる。

 だが、外務省職員は「国際機関からの脱退は全然まれではない」と話す。例えば、ゴムや砂糖など1次産品の価格安定や開発途上国の所得改善を図る「1次産品共通基金(CFC)」を、日本は2013年に脱退した。同省経済安全保障課によると、基金の需要がない上に運営費がかさんでいたという。経済協力開発機構(OECD)のシンクタンク「OECD開発センター」も、日本は業務内容や運営への不満から00年に脱退。その後「改…

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