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Interview

小説集刊行、岸川真さん 暴力や死、むき出しの表現で

岸川真さん

 作家・編集者の岸川真さんが中短編3作を収めた小説集『暴力』(河出書房新社)を刊行した。3作を貫く不穏で過激な感覚は、時にSF的な展開にまで及んでいく。「暴力や死、怒りは現実に存在している。そこから想像して、むき出しの表現をしたかった」と話す。

 河川敷で人を蹴る少年たちに訪れる悲劇を描いた短編「蹴る」、人々がタワーマンションからペットボトルを降らせ始め東京が混沌(こんとん)と化す中編「PET」、国民の個人情報をネタに自慰をする官僚が登場し管理社会の末路を描く中編「ヘリックス・B」……。あらすじだけでも強烈だ。

 小説だけでなく取材・執筆や編集など、分野を横断して執筆活動をしてきた。震災と原発事故に衝撃を受け、関連の取材をしてルポルタージュも書いた。暗い世相を反映したようなモンスター小説の前作「赫獣(かくじゅう)」を2014年に刊行。更に生々しい悪夢へと筆が進んだ。

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