COP24

’18ポーランド 3年がかり、共通ルールで合意

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COPに合わせて開催されたデモ行進「気候マーチ」。石炭国ポーランドでも、石炭火力発電の新設に対しては市民の厳しい目が向けられている
COPに合わせて開催されたデモ行進「気候マーチ」。石炭国ポーランドでも、石炭火力発電の新設に対しては市民の厳しい目が向けられている

 ポーランドで開催された国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)。3年がかりの交渉の末、すべての国が同じ土俵で地球温暖化対策を進めるための実施指針(ルールブック)の合意にこぎつけた。温室効果ガス排出量は増え続け、今後も増加が予想される。各国は実際に削減を進め、気温上昇を抑えられるか。

 「完全に満足している人は誰もいないが、重要な一歩だ」。2015年のパリ協定採択当時、気候変動枠組み条約の事務局長だったクリスティアナ・フィゲレス氏はルールブック合意をそう評した。

 15年のCOP21で採択された地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」は、途上国を含むすべての締約国に温室効果ガス削減目標の策定、報告を義務付けている。パリ協定実施を20年に控え、COP24では各国の目標の決め方や対策の進捗(しんちょく)状況の確認方法などの詳細を盛り込んだルールブックを決められるかが最大の焦点だった。会期を1日以上延長した結果、先進国、途上国を区別せず、各国の目標は削減率や削…

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