大阪府知事、公明との「合意書」公表 解釈巡り非難の応酬

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松井一郎・大阪府知事の記者会見で配布された「合意書」のコピー=大阪市中央区で2018年12月26日、山崎一輝撮影
松井一郎・大阪府知事の記者会見で配布された「合意書」のコピー=大阪市中央区で2018年12月26日、山崎一輝撮影

 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)は26日、大阪都構想の住民投票実施時期を巡って公明党と水面下で結んだ合意書を公表した。期限を「任期中」とした表現の解釈を巡って、来春の府・市議の任期までとする松井知事に対し、公明は知事・市長の任期までと反論。溝は埋まらず、この日も公明との非難の応酬が展開された。松井知事は、吉村洋文・大阪市長とともに任期途中で辞職して出直しダブル選に踏み切る方針だ。

 記者会見で松井知事は「あらゆる可能性を否定しない」と繰り返し、新年度予算のめどが立った場合に出直し選を表明することも示唆。「予算編成しており、職務遂行の中で、適時適切に判断する」と述べた。

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