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バブル絶頂期のゴージャス系で幕開けし、2011年の東日本大震災を機にナチュラル志向に一変、さらに自分だけのスタイルを探す方向へ--。平成30年間の女性のメークの流行はそんな変遷をたどってきた。女性の装いは時代や世相を映す鏡。トレンドを振り返ると、平成の軌跡が浮かび上がり、改元で始まる新時代の先行きも見えてくる。【宇田川恵】
「一番印象に残るのは東日本大震災後です。長い巻き髪などで女らしさを強調してきた人たちが付けまつげなどを一気に脱ぎ捨て『ゆるふわ系』に変わった。世の中の動きが装いに影響していると改めて感じた」。資生堂のトップヘアメイクアップアーティスト、鈴木節子さんはそう話す。
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