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ロボットが病院内で薬を運搬 聖マリアンナ医科大病院で実証実験

ロボット「リレイ」が病棟に運んできた薬を取り出す看護師=川崎市宮前区の聖マリアンナ医科大病院で2018年12月21日午前11時22分、野田武撮影

 薬や検査用血液などを病院内で自動的に運ぶロボットの実証実験が、聖マリアンナ医科大病院(川崎市宮前区)で進んでいる。運搬業務の効率化と職員の負担軽減が狙いで、実験を通し使い勝手や患者の抵抗感の有無などを確認する。

 ロボットは米企業が開発した「リレイ」(高さ92センチ、幅・奥行き各51センチ)で、情報通信サービス会社のNECネッツエスアイ(東京都文京区)がシステムを運用。人の歩行より少し遅い秒速70センチで動き、日米のホテルなどで100台以上の稼働実績がある。実用化されている他社製品と比べ、小型で親しみやすいのが特長という。

 ロボットは指定した運搬先まで自走し、手助けなしにエレベーターにも乗れる。目的地に近づくと相手に電話をかけ、受け渡しの際は職員が持つバッジで認証して、収納部分のふたを開ける。今月16日~1月11日の実験期間中は薬剤部と病棟の間など決まったルートだけを動くが、さまざまな場所を行き先に指定することも可能だ。

 同病院は薬などの運搬を業者に委託し、昼間は10人、夜間は2人で当たっているが、ロボットが運んでくれれば省力化できる。記録が自動で残るため、看護師がパソコンで入力する手間もなくなる。病院がリニューアルされる2022年の導入を検討中で、北川博昭院長は「医療者が本来の業務に専念できるようになれば」と期待する。【野田武】

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