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元ハンセン病隠さない 82歳男性が「回復史」出版

「ボンちゃんは82歳、元気だよ!」を出版した石山春平さん=東京都立川市で2018年10月4日午後2時10分、山本有紀撮影

 ハンセン病の患者だった川崎市の石山春平(はるへい)さんが、人生を振り返った本「ボンちゃんは82歳、元気だよ! あるハンセン病回復者の物語り」を出版した。「隠していたら誰にも伝わらない。僕はどんどん表に出る」と話す。

 「もう来るな」。敗戦から間もない1947年夏。小学6年の石山さんは、教師から学校を追い出されたのを覚えている。ハンセン病と診断されたからだ。病気への偏見、患者への差別がまかり通っていた。それから4年間、自宅の納屋に身を隠した末、静岡県内の療養所に入れられた。

 療養所で薬を処方され1年後には完治したが、学歴も職歴もない。社会との間に高い壁ができていた。施設を…

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