阿蘇のカントリーゴールド来年で幕 来場者高齢化で

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阿蘇五岳をバックに約2万人のファンが集まった2004年の「カントリーゴールド」=本社ヘリから
阿蘇五岳をバックに約2万人のファンが集まった2004年の「カントリーゴールド」=本社ヘリから

 熊本・阿蘇山麓(さんろく)の野外会場で1989年から毎年秋に開催されてきた国内最大級のカントリーミュージックの祭典「カントリーゴールド(CG)」が、来年を最後に終了する。主催者でカントリー音楽家のチャーリー永谷さん(82)=熊本市=が明らかにした。平成とともに歩んできた祭典が31回目で幕を下ろす。

 永谷さんによると、来場者の高齢化が進み阿蘇での野外開催が年々難しくなっていたという。2020年以降は熊本市中心部で屋内開催を検討している。

 永谷さんは、87年にオープンした同県南阿蘇村の野外劇場「アスペクタ」の活用を県から相談されてCGを発案。初開催の89年からグラミー賞歌手の故ロジャー・ミラーら大物が出演して約2万人が集まり、翌年から10月第3日曜は「約束の日」に定着した。

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