中国電力とJFEスチールが共同出資した「千葉パワー」(東京都千代田区)は27日、千葉市中央区のJFEスチール東日本製鉄所(千葉地区)構内で計画していた石炭火力発電所「蘇我火力発電所」(仮称)の建設を中止すると発表した。建設費の見積もりが当初より高くなり、事業性が見込めないと判断したという。
石炭火力を巡っては発電コストが安い一方、二酸化炭素(CO2)排出量が多いことが課題とされている。
千葉パワーによると、発電所は2020年着工、24年運転開始を目指して16年から環境影響評価の手続きに着手し、詳細設計を進めていた。今後は建設費が比較的安く、石炭火力に比べてCO2排出量が少ないLNG(液化天然ガス)を燃料とする火力発電所の建設を検討する。
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