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「かつての暴力団事務所を映画館に」--。映画館復活のために奔走する市民の姿を描いた映画「銀幕の詩(うた)」の製作発表が27日、丹波市氷上町成松の市商工会であった。同市を舞台にした映画「恐竜の詩」(2018年)を手がけた映画監督、近兼拓史監督(56)が再びメガホンを取る。近兼監督は「一番困っていた所が一番良いところに生まれ変わる様子を映画にしたい」と抱負を語った。【丸井康充】
映画は、約4年半前に氷上町成松地区であった暴力団の組事務所などに使っていた建物と土地を住民運動の結果、地元自治会連合会が購入して組員を追い出し、その後公民館にしたという実話を基に、現実とフィクションを織り交ぜて描く。
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