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変革

第8部 JTB/17 沖縄で挑む課題解決

JTB沖縄の紹介でホテルで働き始めた鳥生愛美

 「それならこちらに割引券がありますよ」。12月中旬、沖縄県恩納村の「カフーリゾートフチャクコンド・ホテル」のフロントで鳥生(とりゅう)愛美(35)は台湾人観光客から近くのテーマパークについて尋ねられ、滑らかな英語で対応した。2016年末にこのホテルに就職する際、鳥生を紹介したのがJTB沖縄だった。

 沖縄はインバウンド(訪日外国人客)の急増で観光ブームに沸いている。ホテルの建設ラッシュの一方で、深刻化しているのが人手不足だ。カフーリゾートは16年4月に新棟をオープンしたが、十分な人手を確保できず、てんやわんやの状態になった。そんな中、副総支配人の當山(とうやま)ミチヨ(45)は、JTBから海外でホテル勤務の経験を持つ鳥生を紹介され、面接で採用を即決した。広告など求人の手段はほかにもあるが、當山は「JTBとは普段から付き合いがあり、うちがほしい人材を分かってくれている」と信頼を寄せる。

 JTBが沖縄で人材紹介事業を開始したのは約10年前。「人の面からも観光を支援しようとスタートしたが、当時はこれほど観光客が増えるとは想定していなかった」。JTB沖縄交流営業課の柳原浩之(51)は振り返る。当初は人を雇うためにお金を払うというホテルは少なく、事業を軌道に乗せるのに苦労したが、人手不足の進行とともに依頼が増えた。これまで紹介したのは計約500人。最近では複数のベンチャー企業と手を組み…

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