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示談→不起訴も被害者の苦痛癒えず みなかみ前町長セクハラ問題

みなかみ前町長のセクハラ問題経緯

 群馬県みなかみ町の前田善成・前町長(51)を巡るセクハラ問題は27日、事件としては示談→不起訴という形で幕を閉じた。被害者側が示談に応じた背景には刑事裁判化による問題の長期化やそれに伴う心身の負担増を避けることがあったとみられる。しかし、被害者が受けた精神的苦痛は癒えておらず、今回の問題は性犯罪の深刻さ、問題点を改めて浮き彫りにした。【鈴木敦子】

 性暴力撲滅を啓発するNPO法人「しあわせなみだ」代表の中野宏美さんによると、性犯罪の問題点は大きく分けて三つある。まず刑法の性犯罪の定義の狭さ。強制わいせつ罪や強制性交等罪は「暴行や脅迫」を用いたかどうかが構成要件になる。被害者が必死で抵抗したことを裁判で立証する必要がある。「自分の身を守るために、あえて逃げない選択をする被害者も多い。恐怖で体が固まったり、報復を恐れて抵抗を諦めたりすることもあ…

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