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全国初の「大型福祉仮設住宅」厚真町と安平町に 北海道地震 

完成した大型の福祉仮設住宅で寝たまま入浴できる設備を視察し、福祉団体職員と話す北海道厚真町の宮坂尚市朗町長(左)=同町新町で2018年12月28日10時37分26秒、福島英博撮影
完成した全国初の大型福祉仮設住宅=北海道厚真町新町で、福島英博撮影

 最大震度7を観測した9月の北海道胆振(いぶり)東部地震で大きな被害を受けた厚真町と安平町に、道の「大型福祉仮設住宅」がそれぞれ完成し、28日、両町に引き渡された。分散避難していた両町の特別養護老人ホームなどの全入居者計144人が1月中旬に生活を始める。福祉施設の機能も一体化した大型施設は全国初。

 国、道が半分ずつ負担し、建設に約24億円の予算を計上した。いずれも施設内はバリアフリーの平屋建てで、車いすやストレッチャーで移動できる。

 厚真町の施設は面積約3600平方メートルで、札幌市など道内8カ所に分散していた特別養護老人ホームと障害者支援施設の108人が再び顔を合わせる。安平町は約1400平方メートルで、特別養護老人ホームの36人が入居する。

 地震による入居者の分散は環境の急変で健康にも影響が出ることから、被災施設を再建するまでの間、今回の施設でできるだけ以前に近い環境を提供する。出入り口には雨風の侵入を防ぐ風除室を設け、断熱材や二重窓で保温性を高めたほか、ストレッチャーで寝たまま入浴できる入浴室も設置した。

 厚真町の宮坂尚市朗町長はこの日、住居棟5棟と集会棟1棟が渡り廊下でつながる施設を視察し、「予想以上にゆったりしており安心した」。運営する社会福祉法人の女性職員は「早く、皆さんが再び1カ所で暮らすのが楽しみ」と笑顔で話した。【福島英博】

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