合格依頼し多額寄付か 東京医大入試「個別調整と関連」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
東京医科大=東京都新宿区で2018年7月、手塚耕一郎撮影
東京医科大=東京都新宿区で2018年7月、手塚耕一郎撮影

 文部科学省の前局長の汚職事件に端を発した東京医科大(東京都)の不正入試問題は年末になって新たな疑惑が浮上した。大学の第三者委員会が29日に公表した最終報告書は不正な得点操作の背景に生々しい寄付金のやり取りがあった疑いを指摘した。来年の入試が迫る中、不信が募る。

 同大が報告書をホームページ上で公表したのは年末の土曜日の午後7時。広報担当者は、「28日に公表する予定だったが、追加があると連絡を受け、29日の公表になった。第三者委との契約は年内いっぱいだった。ぎりぎりの対応で申し訳ない」と釈明した。

 報告書の内容は衝撃的だ。「もし入学されましたら育てて頂く大学のためには寄付は3000万円は用意するつもりでおります」。臼井正彦前理事長(贈賄罪で在宅起訴)に入試での手心を求める内容の手紙の文言で、第三者委の調査で確認された。臼井前理事長が作成した合否と寄付金の関係を疑わせる複数のメモも見つかった。受験生の情報が列記された書類は受験生の氏名の隣に「1000」「2000」「2500」などの寄付金の額…

この記事は有料記事です。

残り348文字(全文798文字)

あわせて読みたい

注目の特集