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エンタメノート

演芸笑芸2018年(番外) 亡くなった方々 歌丸さん、可朝さん…

桂歌丸さん=1999年、松田嘉徳撮影

 今回は、2018年に亡くなった方を取り上げる。落語に興味がなくても、落語家といえば思い浮かべるのが桂歌丸さん(7月・81歳)。なにしろ半世紀以上、ほぼ毎週、テレビに出続けていたのだから。埋もれていた作品の復活、古典の「圓朝もの」に力を注いでいた晩年の姿を、後輩は皆知っている。あと少し、健康な体と時間が歌丸さんにあったら。これほど多くの人に愛され、テレビで追悼特番まで放送される落語家は今後いないかもしれない。ちなみに、笑点の永世名誉司会として毎週オープニングのイラストで登場するのは、これからも変わらない。

 月亭可朝さん(3月・80歳)は、サービス精神旺盛な人だった。「嘆きのボイン」が大ヒットしたり、参院選に出馬し男女混浴(銭湯の男湯と女湯の仕切りを外すこと)や一夫多妻制を公約に掲げたり、野球賭博で逮捕されると「自分は勝ってヤクザから金を吸い上げたんだから表彰状ものでっせ」という逸話があったり……。とにかく喜ばせてくれた。それでも晩年は、見事な古典落語を演じた。インタビューで「ここに(師匠の桂)米朝…

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油井雅和

東京生まれ。東京、大阪で、大衆芸能、笑芸、放送などを取材し、芸術選奨選考審査員、文化庁芸術祭審査委員などを務めた。沖縄好きで学生時代から通い、泡盛は糖質ゼロなので大好き。

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