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パイロット飲酒 人員不足、余裕のない勤務……現場の声を聞いた

英国で副操縦士が飲酒のため乗務できなかった問題で、記者会見して陳謝する日本航空の赤坂祐二社長=東京都港区で2018年11月16日、和田大典撮影

 国内の航空会社でパイロットによる飲酒の不祥事が相次いでいる。10月には基準値を大幅に上回るアルコールが検出されたなどとして、ロンドン発羽田行きの便に搭乗予定だった日本航空の男性副操縦士が英警察当局に逮捕され、禁錮10月の実刑判決を言い渡された。国内でも機長の搭乗前日の深酒で、多くの便の発着が遅れる事態も起きている。一般よりも厳しい規律の下にあるはずの航空業界でいま、何が起きているのか。現役やOBのパイロットに話を聞いた。【和田浩幸/統合デジタル取材センター】

 「時差がある中で長時間勤務する国際線は特に疲れがたまりやすい。路線や運航回数の増加に伴い、最近は1人当たりの勤務がタイトになっているのが実情です」

 大手航空会社の国際線で操縦かんを握る40代の男性機長は打ち明ける。今月のある日には午前11時過ぎにインドのムンバイに向け成田空港を出発。日本との時差は3時間半で、現地時間午後6時半(日本時間午後10時)ごろに着陸した。同僚と食事を済ませ、ホテルで床に就いたのは午後10時半(同翌日午前2時)ごろだった。

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