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箱根駅伝

青学大、エース森田が股関節痛2区回避 史上初2度目の3冠に不安材料(スポニチ)

 来年1月2、3日に行われる第95回箱根駅伝の区間エントリーが29日、発表された。歴代2位タイとなる箱根5連覇と学生3大駅伝3冠の“ダブル偉業”を狙う青学大は、エースで主将の森田歩希(4年)がケガのため前回区間賞を獲得した2区を回避。主将の代役として梶谷瑠哉(4年)がエントリーした。前評判の高かった青学大にエースの不調という思わぬ不安要素が浮上した。

     盤石と思われた青学大に思わぬアクシデントだ。エースで主将の森田は11月下旬の朝練習後、股関節付近に違和感を覚え、12月の強化練習をほとんどできていないという。

     原監督の必勝法「青山メソッド」によれば、12月の強化練習の消化率が0%の選手が箱根駅伝を走ったことはない。ましてや各校のエースがしのぎを削り合う花の2区。今年は2区で区間賞を獲った森田だが、原監督は今の状態では権太坂と最後の上りに対応できないと判断した。「主将がアンカーでテープを切ったらハッピーですよね」と復路での起用を示唆したが、ギリギリまで森田の状態を見極めることになりそうだ。

     代役として2区を任された梶谷は全日本大学駅伝でアンカーを務めたほか、今年も4区(区間9位)を走っており実力は十分。指揮官は「練習もしっかりできている。1時間7分30秒は行けると思う」と自信を持って各校のエース対決に送り出す構えだ。

     「森田以外の15人は誰を使っても良い状態」という強力布陣が勝利への自信を揺るぎないものにさせている。「ゴーゴー大作戦」のネーミングの由来ともなった“5”区には昨年も走った竹石尚人(3年)を起用。今年は足のけいれんから2度のストップを起こし区間5位だったが、今回はハムストリングスを強化するなど対策も万全。「2分差までなら竹石で追いつける」と絶大な信頼を寄せる。

     森田の不調にも「ゴーゴー指数125%ですよ!」と前回大会より5%高い勝利指数を口にした。指揮官には主将がトップで大手町に飛び込む姿がイメージできている。 (河西 崇)

     【2区展望】最長区間23.1キロに各校のエースが集う花の2区は青学大の森田こそエントリーから外れたが他校は順当にエース級が名を連ねる。区間エントリー時点で1万メートルトップはリオ五輪代表の塩尻和也(順大4年)の27分47秒87。留学生選手のパトリック・ワンブィ(日大4年)が27分49秒96で続く。28分台の選手も14人エントリーするなど、箱根の華にふさわしい顔触れとなった。

     ▽エントリー変更 レース当日の開始1時間10分前(午前6時50分)までメンバー変更可能。変更できるのは区間登録選手と補欠選手に限られ区間登録された選手が他の区間に変更することはできない。変更は往路、復路合わせ4人までとなっている。

     ◆森田 歩希(もりた・ほまれ)1996(平成8)年6月29日生まれ、茨城県出身の22歳。第94回箱根駅伝2区で区間賞を獲得。今季の出雲駅伝3区、全日本大学駅伝7区で日本人トップの2位。乃木坂46の斎藤飛鳥好きを公言している。1万メートルの自己ベストは28分44秒62。1メートル69、53キロ。(スポニチ)

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