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影山貴彦のテレビ燦々

同志社女子大学メディア創造学科教授・影山貴彦さんがつづるテレビにまつわるコラムです。

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影山貴彦のテレビ燦々

「さよならテレビ」全国放送を! テレビの実情を正直に報道

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 <影山貴彦のテレビ燦々(さんさん)>

 9月2日午後4時から愛知、岐阜、三重の3県で放送された、東海テレビ開局60周年記念番組「さよならテレビ」(東海テレビ)。ローカル放送だったので、ご覧になっていない方が多いかもしれない。放送から4カ月近くたつが、このドキュメンタリーこそ、全国の放送・メディア関係者の間で、今も大きな話題になっている番組である。私はつい先日、視聴する機会に恵まれた。

 自局の報道番組の現場にカメラを入れ、「テレビの今」を取材している。時に「マスゴミ」と揶揄(やゆ)されるテレビの世界で働く人々、取り巻く環境を可能な限り取り繕わず提示しようと試みている。東海テレビがかつて起こした不祥事など、局のイメージを損なう事象とも、番組内で改めて向き合っている。視聴率不振に悩む現場、番組キャスターの苦悩、若き社外現場スタッフの置かれた実情にも迫る。阿武野勝彦プロデューサーの言…

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