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平成点描

神奈川/1 この街、僕らの原点 夢の路上ライブ(その2止) ゆずから始まり「聖地」今も愛され /神奈川

 いきものがかりは1999年11月3日、路上でスタートラインに立った。厚木高校の2年生だった水野良樹さんと山下穂尊さんがギターを弾き、海老名高校に通っていた一つ年下の吉岡聖恵さんが歌った。

 活動場所は主に小田急本厚木駅(厚木市)だった。都心から電車で1時間弱、富士山を望むベッドタウンにある駅には、平成の始まりと共に音楽スタジオやライブハウスを備えた複合型施設「厚木FUZZY」がオープン。バンドマンが日夜集った。海老名、厚木出身の3人は、ここをはじめ、海老名、相模大野など沿線の駅を中心に路上ライブを繰り返した。

 「初めて路上で彼女の歌を聴いた時、涙が出たんです」。本厚木駅近くのライブハウス「サンダースネイクアツギ」の店長、渡辺理之さん(55)は、そう目を細めた。素朴で自然体な3人の若者。「特別にうまかったわけではなく、むしろ下手とすら思いました」。それでも通りすがりの人は魔法にかかったかのように前で立ち止まった。

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