メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

瀬戸内海

湾に潜む微細ゴミ探せ 広島国泰寺高・科学部 /広島

産業廃棄物の埋め立て計画もあったというファームスズキの塩田跡を利用した養殖池(手前)。水深が浅く、光をよく取り込むため植物プランクトンが生育しやすく、カキや車エビがすくすく育つ=広島県大崎上島町で本社ヘリから、久保玲撮影

 瀬戸内海は約2万2000平方キロメートルの面積を誇り、大小約700の島々が点在する変化に富む海だ。しかし、1960~70年代の高度経済成長期、工業化の進展で汚染が急速に進んだ。73年に瀬戸内海環境保全臨時措置法(のち恒久法に改正)が制定され、一定の水質改善は進んだものの、埋め立てを伴う沿岸部での開発、道路整備などで藻場・干潟が減り、希少な生物の生息にも影響を与えた。また、不法投棄、プラスチック製品の漂流・漂着による海ゴミの対策も大きな課題となっている。

 そんな現状を打破しようと、近年では、川や沿岸からの物質流入を抑える施策だけではなく、人の手を加えることで豊かな海を取り戻す“里海”運動が盛んだ。県内で環境保全へ向けた研究を進める高校生、昔ながらの漁法で海を守ろうとする漁業関係者、観光や食で海の素晴らしさを伝えようとする人たちの取り組みを通じ、「豊かな海の再生とは何か」をリポートする。

この記事は有料記事です。

残り864文字(全文1262文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「本能寺の変 原因説総選挙」 50説から選ばれたトップは、やはり…

  2. 学校、公共施設で次亜塩素酸水の噴霧休止相次ぐ 厚労省「濃度次第で有害」

  3. 特集ワイド 走れ銚電 コロナ撃退、自虐パワー

  4. やっぱり新型コロナ危険因子だった喫煙、肥満 「足の赤いあざ」が示す感染の疑い

  5. ブルーインパルス飛行「プロセスはどうでもいい」 経緯明かさぬ河野防衛相に疑問の声

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです