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平成という時代

第3部 変化/1(その2止) 「日本人像」もう惑わぬ 肌の色への偏見越え

ライブのステージに立つ(左から)長男の矢野マイケルさん、次男のデイビットさん、三男のサンシローさん=東京都品川区で2018年12月23日、渡部直樹撮影

 Jポップ、R&B、ヒップホップ……。さまざまなジャンルを融合した音楽が小さなステージからあふれ出た。昨年暮れ、東京都品川区のバー「東京倶楽部」。矢野マイケルさん(39)は歌の合間、観客に語りかけた。「自分が学んできたこと、体験したことを曲や詞にしたい」。この日はデイビットさん(37)、サンシローさん(35)と3兄弟で組む「YANO BROTHERS」の約2年ぶりのワンマンライブだった。【福島祥】

 マイケルさんは1990年代後半からサッカー・Jリーグでプレーしたアフリカ系日本人選手の先駆けだ。母の国ガーナで日本人の父との間に生まれ、87年に8歳で来日。両親が別居し、弟たちと都内の児童養護施設に入った。アフリカ系日本人がまだ多くはない時代。小学校では1日目から「ガイジン」「国に帰れ」と幼い悪意の言葉を浴びせられた。

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