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映画「シン・ゴジラ」(2016年公開)の監督と特技監督を務めた樋口真嗣さん(53)は小中高時代を古河市で過ごし、映画監督を志す原体験を積んだ。県立古河第三高時代には初めて映画を作り、その楽しさに目覚めたという。
高3の1983年夏、秋の文化祭に向け映画製作に取り組んだ。前年に公開されたSF映画「ブレードランナー」に触発され、同級生数人と愛好会を作り、夏休みに撮影した。
物語は、宇宙人が学校征服を企て生徒に紛れ込み、落ちこぼれの生徒がそれを阻止するという荒唐無稽(むけい)なもの。校長や人気者の生徒、話したこともない美人の後輩にも出演してもらった。
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