- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

江田島市能美町中町の海水浴場「ヒューマンビーチ長瀬」は、近年、カヌーを楽しむ人々でにぎわう。江田島カヌークラブ事務局長の玉山義雄さん(73)は、11年前に東京から移住し、クラブ発足に関わった。「海水浴利用だけではもったいない」と、9年前からこの場所で有料のカヌー教室を開く。
「パドルは肩幅より少し広く持って。右側を水面に垂直に入れて水をかき、左側は少しひねるような形で着水しましょう」。昨年11月下旬の晴れ渡った日、玉山さんは観光客相手に、前進、後退の方法を丁寧に教えていた。基本を習ったあと、参加者は一列になって玉山さんの後を追う。徳島県三好市から妻と来た公務員、横山喜一郎さん(61)は「流れが速い川でカヌーをこぎ、転覆し…
この記事は有料記事です。
残り473文字(全文788文字)