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四国発・平成の挑戦者

/1 高知 須崎市の「しんじょう君」と市職員・守時健さん 成功の裏に“名演出家”

守時健さん(左)としんじょう君=高知県須崎市で、松原由佳撮影

 年間200万円だったふるさと納税による寄付金が、たった1年で6億円近くになる--。そんなサクセスストーリーを歩んだ須崎市。1年で寄付金を約300倍に増やした成功の立役者が、市のご当地キャラクター「しんじょう君」と仕掛け人の市元気創造課の守時健さん(32)だ。

 しんじょう君は、須崎市の新荘川で最後に確認されたニホンカワウソをモチーフにしたキャラクター。2002年に作られたが、あまり積極的な広報はしてこなかった。そんなしんじょう君に、守時さんが目を付けた。キャラクターを活用し、情報発信ができないかと、リニューアルを提案。13(平成25)年、現在の姿に生まれ変わった。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを活用して話題を呼び、16年にはゆるキャラグランプリで頂点に輝いた。

 しんじょう君の人気の裏には、守時さんの細かな分析がある。守時さんはさまざまなゆるキャラを調べ、「キャラの視線が相手と合わないこと」「特産品をあまり持ちすぎないこと」が成功の鍵だと分析。公募から、市名物の「鍋焼きラーメン」の帽子をかぶり、斜め上を見つめるしんじょう君が選ばれた。

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