創価大
変化をつくり、世界へ生かす SDGs、理念に通じる教育・研究 馬場善久学長に聞く
毎日新聞
2019/1/3 東京朝刊
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国連が、地球を守るための人類共通の課題「持続可能な開発目標」(SDGs)を採択して4年になる。開学当初からSDGsの理念に通じる教育・研究を展開し、充実させてきた創価大学(東京都八王子市)の馬場善久学長にその意義と取り組みを聞いた。【川上克己】
--創価大学は「創造的人間」という教育目標で知られています。
創立者の池田大作先生は1973年の第3回入学式で「創造的人間たれ」との言葉を贈りました。価値を創造し、人類に還元することが使命だと若者に伝えたのです。自分の幸せばかりを追い求めるのではなく、人類が直面する課題の解決のために知恵を絞る--。それが「創造的人間」のエッセンスです。そこから、創価大学が大事にしている「地球市民」という考え方に進化し、世界への貢献を柱に据えて教育に取り組んできました。
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