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女の気持ち

誕生日の決意 群馬県太田市・今西正江(主婦・79歳)

 1月1日は私の誕生日だ。小さな頃から誕生日を聞かれるのが苦痛だった。知らない、と答えたことすらあった。「まあおめでたい日ね」と言われるのがいやだったのだ。

 答えた後、「本当は12月18日」と付け加えるのがオチだった。私が生まれた頃は数え年だったから、「生後すぐに女の子が2歳になるのはかわいそうだ」と父が言い、1月1日を誕生日にしたと母から聞いた。

 子どもの頃は、元日なんかに赤ちゃんが生まれるはずはないと思っていた。自分で出産してみて、12月31日でも2月29日でも出産はありうるとわかったが、どうしても「誕生日は1月1日です」と堂々と言えない。星占いも12月生まれを見たり1月生まれを見たり、どっちつかずの有り様だった。

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