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「新年」に食べる

新年の始まりは1月1日に限らない。世界各国にはどんなお正月があるのだろうか。日本に住む外国人に、それぞれの国の「正月料理」を作ってもらった。世界の広さと近さを感じる周遊に出かけよう。

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「新年」に食べる

日本の中の世界/3 南国果実のお布施カレー

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 仏教の国・タイの正月は3度ある。中でも最も暑い4月の正月「ソンクラーン」は水掛け祭りと呼ばれる。北部の家庭では僧侶へのお布施としてカレーを作り、寺院に供え近所で分け合う。

 ●4月に3日間祝日

 最初の正月は西暦の1月1日。次に、1月下旬から2月中旬に祝う太陰太陽暦に基づく中国の春節。そして最も盛大に祝うのが、4月の正月「ソンクラーン」だ。太陽の軌道が12カ月の周期を終え、新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期を新年として祝う。現在は4月13~15日の3日間をソンクラーンの祝日にしている。

 タイ北部の家庭でソンクラーン明けの16日に家族で囲むスープカレー「ゲーンカヌン」と、祝い事の際に食べる卵菓子「トンヨート」を、タイ出身の料理研究家、味澤ペンシーさん(51)に作ってもらった。

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