改正健康増進法

批判くすぶるフロア分煙 規制に抜け穴/中身が不明確

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 2020年度から始まる公共の場での原則屋内禁煙を巡り、がん患者や医療者らに厚生労働省への批判が広がっている。先月公表された改正健康増進法に基づく政令・省令案で、複数階を持つ店舗なら喫煙可と禁煙の階を分ける「フロア分煙」を認める方針が示されたからだ。「煙は上へ向かうので、上層階を喫煙可にすれば受動喫煙は防げる」という理屈だが、立法時の議論にはなかっただけに「規制の抜け穴だ」との指摘も出ている。【酒井雅浩】

 改正健康増進法による喫煙規制は、今年7月から学校、病院、行政機関など対策の必要性が高い施設で先行実施され、来年4月から全面的に導入される。

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