株安円高、波乱の幕開け 中国失速で不安増幅

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2019年の値動きの予想レンジ(範囲)は?
2019年の値動きの予想レンジ(範囲)は?

 米IT大手アップルの業績下方修正に端を発する世界的株安が、新年の東京市場を直撃した。世界経済の先行き懸念に、円高による企業業績不安が追い打ちをかけ、日経平均株価は急速に水準を切り下げている。市場は「米中の政策頼み」の様相を強めており、政府・日銀は打開策が見いだせない状況だ。【小原擁、竹下理子、ワシントン中井正裕】

 「企業収益は過去最高。雇用・所得環境も改善し、経済の好循環が着実に回り始めている」。東京証券取引所で4日の取引開始前に開かれた大発会で、麻生太郎財務相はアベノミクスの成果を改めて強調した。だが、日経平均の下げ幅は瞬く間に700円超まで拡大。期待を裏切る幕開けに、市場関係者からは「買い材料が見当たらない」と悲観する声が上がった。

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