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警察庁は4日、全国で昨年に交通事故で死亡した人は3532人で、統計を取り始めた1948年以降最少となったと発表した。戦後最少だった1949年の3790人を68年ぶりに下回った前年に比べて162人減り、2年連続で過去最少を更新した。
同庁は、車の安全性能向上や歩車分離式信号の設備、交通安全教育や取り締まり強化などの対策が功を奏したとみている。国は2020年までに年間死者数を2500人以下にする目標を掲げており、高齢ドライバーの事故対策などを進める。
交通事故死者数は「第1次交通戦争」と呼ばれた70年に過去最悪の1万6765人に達した。90年前後に1万1000人強で推移し、96年に1万人を切ってからは減少傾向が続いている。
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