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西日本豪雨 半年 広島・呉、築き直す思い出

多くの住宅が被害を受けた天応地区で、自家用の野菜を栽培する森末節さん。周辺の家屋の撤去が始まっていた=広島県呉市で2018年8月25日、小出洋平撮影

 1989(平成元)年に建て、その時代とともに一家の生活を刻んだ我が家を昨年12月に取り壊した。あるじである広島県呉市天応地区の森末節(みさお)さん(79)は、重機が入る様子を見つめ続けた。濁流に襲われた西日本豪雨から半年。妻子とともに民間住宅を借り上げた「みなし仮設」で暮らし、生活再建を図る。

 西日本豪雨では昨年7月6日に最初の大雨特別警報が出され、広島、岡山、愛媛3県などで大きな被害があった。15府県で死者は災害関連死を含めて236人となり、行方不明者はこの3県で9人に上る平成最悪の豪雨災害。呉市では25人が亡くなった。

 農家の三男に生まれた森末さんは、高度成長期に自動車メーカーで部品の品質管理を担い、38年間勤め上げた。妻直美さん(75)とともに築いたこの土地での暮らしは子供の成長とも重なり、思い出は数え切れない。その思い出と、引退後の穏やかな生活を豪雨は切り裂いた。

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