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古墳ラバーズ

百舌鳥・古市 世界遺産へ 安易な観光化に警鐘 いたすけ古墳を保護、宮川さん /大阪

「いたすけ古墳」保護運動に取り組んでいた当時の資料などを見る宮川さん=堺市堺区で、矢追健介撮影

 堺市堺区にある田出井山古墳(反正天皇陵)の近くで歯科医を営む一方、在野の考古学者の顔も持つ。かつて学生だった頃は同市の「いたすけ古墳」を守る運動の主要メンバーだった。高度成長期の宅地開発で多くの古墳が壊される中、文化財保護の潮流を生んだ「百舌鳥古墳群を守った男たち」の一人だ。

 考古学との出会いは小学5年。奈良県立橿原考古学研究所の初代所長を務めた考古学者・末永雅雄さんの本を読み、同県明日香村で一人で古墳巡りをするほどになった。当時の教科書には神話ばかりで縄文や弥生時代の記述がなく、疑問に思ったが、学校の先生には聞けなかった。「とんでもないことになる、と。そういう空気だった」。

 終戦翌年の1946年秋、学校帰りに堺市堺区の七観(しちかん)古墳に寄り、墳丘に開けられた穴の中で鉄製の矢じりを見つけた。これがきっかけで47年に始まった京大の学術調査に14歳で参加するなど、押さえ込んでいた古墳への「愛」を表に出せるようになった。

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